子犬のしつけ3つのポイント
子犬をしつけるためのポイントは、たった3つだけ!
これさえできれば、8割は成功する、「子犬のしつけ」のポイントを
あなたにお教えします。
1.子犬をしつけるのは「飼い主」の役目です!
例えば、トイレ。
そもそも犬には「トイレ」という自覚はありません。
教えてあげないと、絶対に覚えません!
ところが、
犬が自分で自主的に(勝手に)トイレやマナーを身につけてくれると
思い込んでいる人が意外と多いのです。
これは、私の5000件以上の相談経験から言えることです。
教えてあげないと、犬は覚えないということは・・・
あなた自身が「教え方」を覚える必要がある!
ということです。
また、ドッグトレーナーや訓練士に預けて、おりこうさんにしつけてもらっても、
あなた自身が犬をコントロールできなければ、
やがて犬は言うことを聞いてくれなくなります。
犬のしつけにおいては、「他人任せ」はタブーなのです。
2.その子犬の「行動」は 99%正常です!
子犬は、ちゃかちゃか、とにかくよく動きます。

落ち着きがありません。
暴れます。
甘噛みしてきます。
はい、はっきり言って「怪獣」です!
そんなモンです。
あなたが「この子ヘン?」と思う行動は、
ほとんどの場合正常範囲です。
これをしっかり心に刻んでおかないと、ついつい
「犬のせい」にしてしまいます。
犬のせいにし始めると、両者の関係はおかしくなり始めます。
3.犬の習性や本能を認めて、正しく理解する!
犬はどうしてプロの訓練士やドッグトレーナーの言うことをきくのでしょうか?
彼らは、犬の習性や本能といったものをよく理解しています。
そして、それを上手く利用して、しつけたり、訓練したりしているのです。
「しつけ」は、犬の習性や本能を認めて、正しく理解するところから始まります。

よく犬をかわいいあまり、人間視してしまう人がいます。
でも、残念ながら、人間と犬は、本能も、欲求もまるで違います。
例えば、
噛んだり、吠えたり、走ったり
といったことは、犬にとっては本能的な欲求です。
それが分かると、犬との正しい付き合い方がわかるようになります。
上記3つのポイントは、あたりまえのようなことですが・・・、
「しつけが上手くいかない」という飼い主の多くが
この3つの心構えができていないことがほとんどです。
犬のしつけの世界では、「心構え」のことなどほとんど誰も何も言いません。
それは、犬のしつけや訓練のプロにとっては
あまりにも当たり前のことだからでしょう。
心構えのことを英語で「マインドセット」といいます。
この 「マインドセット」ができていないと、なにをやっても上手くいきません。
いくら「オスワリ」や「ヒール」などのテクニックを学んだとしても、
いつも頭の中に犬に対して間違った理解があると、
それが壁になるからです。
だから、「しつけ方」を覚える前に、正しくマインドセットする必要があるのです。
この「マインドセット」は、子犬の時だけでなく、
ワンちゃんと生活する上で一生涯役に立ちます。
その「正しいマインドセット」はプロから教わるのが一番です。
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